遊びぬ美らさ人数ぬ備わい
沖縄には遊びぬ美らさ人数ぬ備わいという言葉があります。
遊んで楽しいのは人がたくさんいるからと行く意味なのですが、まさしくその通りだと思います。
楽しいことはみんなで分かち合いたいものです。
1人よりも2人。2人よりも3人。人数が増えるごとに、幸せや楽しさはどんどん増していくものです。
ほんのちょっとした些細なこともたくさんの人がいればとても面白い出来事に早変わりします。
今日はそういうことが、しみじみと感じられる一日でした。
実は今日は、親戚の法事で普段は会えない親族と会う日だったのです。
みんなで食事を囲んで楽しい場です。
誰かが何かを言えば、それに誰かが呼応して、どんどん波及していき、最後は大笑いになる、毎年この日はそんな感じです。
準備は大変でしたが、みんなが笑顔で、にぎやかに過ごせた一日だったのでとても楽しかったです。
最後は親族全員で片付けをするのですが、片付けさえもたくさんの人間でやると楽しいものです。わいわい言いながらあっという間に片付いてしまって、ちょっと名残惜しい感じさえします。
一年、みんなが元気で過ごしてくれて、また来年、全員が揃って食卓を囲めるといいですね。
遊びぬ美らさ人数ぬ備わい、本当にいい言葉ですね。